胡同四合院に泊まって老北京に浸ろう!|民宿「金絲居」
2011年 1月 15日
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さてさて、今回は昨年のクリスマスに利用した、四合院作りの民宿をご紹介したいと思います。
ホームステイで人気となった「北京オリンピックの家“金絲居”」。
「金絲居」は、典型的な北京の四合院づくりのお住いの一部を改装した民宿で、面積は300平方メートルほど。ご主人の荊さんご夫婦が代々ここにお住まいです。2003年前後に北京で胡同観光ブームが起こり、この頃から荊夫婦は自宅の四合院を利用して、ホームステイ形式の民宿をはじめたのだそうです。その後、北京オリンピックの時期に政府から「オリンピックの家」として認められ、たくさんの外国人観客からの支持を得たのだとか。オリンピックが終わった今も、根強い人気でリピーターも多いのだそうです。
場所は什刹海(後海・前海)ほとりの胡同。観光にも便利なロケーション。
たくさんのバーやレストラン、中国雑貨などのお店が立ち並ぶ什刹海(後海・前海)は、外国人観光客に大人気のスポットです。北京の歴史を感じられる北京鼓楼・鐘楼へも徒歩圏内。カフェや雑貨屋、お茶屋などレトロモダンなお店の集まる煙袋斜街もすぐそばにあります。
歴史ある建物や町並みも残しつつ、現代的なレストラン、バーがたくさんあって、いろいろ見たり、お買い物をしたり、グルメを楽しんだりと、いろいろできておすすめです。
北京中心地からもそう遠くありません。
ダブルの部屋が1つ、ツイン部屋が2つ、合計6人まで泊まれます。
宿泊できるお部屋は3部屋、合計6名まで泊まることができます。ダブルと、1つのツインルームにはバストイレが付いていますが、残りの1つにはバストイレがついていません。予約のときに要確認ですね。
宿泊料金は、どのお部屋でも、
お一人一泊200元(約2600円)で、簡単な朝食がついています。
用意されていた備品は、
・スリッパ
・シャンプー・リンス
・ドライヤー
・バスタオル
です。
大家族が貸し切りで泊まることもあるそうです。
泊まったときの様子はこちら
- 四合院づくりの金絲居
-
银锭桥(銀錠橋)から西へ入り、
この三叉路の真ん中を進みます。
- ここらへんが一番迷いそう…目印になりそうなのは「後海16号」と「VISA」の表示…
-
後海16号というお店がありました。
目印になるかなぁ?
- 道なりに曲がりながら進みます。
-
银锭桥(銀錠橋)から、
5分ほどで到着します。
- 入り口に大金絲胡同“12号”とあるのが「金絲居」のお宅です。
- 道も分かりにくく、玄関もみつけにくいです。オーナーの荊さんに迎えに来てもらったほうがベター。
- 四合院作りのお家に入ります。
- 中庭へ
-
こじんまりとした四合院で、
老北京の趣があります。
- 入り口を振り返ったところ
-
光がイッパイ差し込む
サンルームがあります。
- 夜になるとこんなかんじ。
- ツイン部屋のようす
- ちょっとした服掛け
- 枕元の照明
- エアコンも完備
- ツインのバスルーム
- 最低限のシャンプー・リンスのアメニティがありました。
- こちらは、ダブルのお部屋。
- 西洋人向けの大きなサイズのベットを用意しているそうです。
- ダブルのお部屋にはソファ
- 普通のお宅にホームステイしている気分。
- こちらも、エアコン完備。
- コンセント
- ダブルの部屋のバスルーム
- 洗面台
- ドライヤーがありました。
-
バスルームのヒーター。
なかなかパワフルで暖かいです。
-
今回利用しなかったもう一つのツイン。
バスルームなしです。
- まさに地元人のお宅のリビング。
- オーナーさんたちの現役のお住まいです。
- クリスマスの後海、前海。
- 朝の後海・前海。
- 金絲居を経営する荊さんご夫婦
- サンルームで朝食
- 鳥の鳴き声が心地良いです。
- 太陽光いっぱい
- やかんで加湿。ほっこりします。
-
番犬のレトリバー。
すごく人懐っこくて可愛いです。
- 自分たちで好きに飲み物を作ります
- このバター、かわいいねぇ。
- トースターでパンをトースト。
- 卵を焼いてもらって、いただきまーす。
夜、バーの生演奏でにぎわう什刹海の喧騒もこのお宿へはとどかず、静かな夜と朝の時間をすごすことができました。
水周りも綺麗で快適でしたが、マイナス14度にもなるこの季節、暖房を全開にしてくれていましたが、やっぱりすこし寒かったです。
朝ごはんを用意してもらいながら、北京のこれまでの歴史や、四合院のなりたちなどをオーナーご夫婦がいろいろと聞かせてくれました。
なんだか、隠れ家みたいな気がして、内緒にしておきたいお宿だなぁと思ってしまいました。
老北京のそぼくな雰囲気を味わいたい方におすすめのお宿です。
■金絲居
住所:北京市西城区地安門外大街大金絲胡同12号
※場所がとってもわかりにくいので、オーナーの荊さんに携帯で連絡を取って迎えに来てもらったほうが確実です。
TEL:8322-5660 FAX:6657-0371
Email:jimmymjing@hotmail.com
携帯:13717711094(連絡人:荊継昌さん)
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