お茶館で中国芸術を楽しむ|北京老舍茶馆
さて、お昼過ぎに南鑼鼓巷を出発して、やってきたのは前門近くの「老舍茶館」(ラオシャーチャァグアン)。
お茶とちょっとしたお茶菓子を頂きながら、中国雑技や顔を瞬間的に変える川劇(变脸:ビエンリエン)、漫才、カンフー茶芸など北京の伝統曲芸を楽しむことができます。
ガイドブックなどにもよく掲載されていて、世界中からたくさんの著名人がこのお店に訪れている有名なお茶館だそうです。
前もってウェブサイトを調べたところ、毎日夜19:50~21:20(晩場)に演舞をやっているそうなのですが、それとは別に、土日の午後15:00~16:10の演舞を見つけたので、事前予約をしておきました。
開演30分前に1階のカウンターでチケットをもらって、3階のシアターホールへ。
チケットは、一番前のテーブルから後ろのテーブルにかけて、180元~60元で4種類くらいに分かれていたと思います。(すみません、うろ覚え。。)でも、夜の演舞(180~360元)よりお手軽な価格で良かった!
今回は前から3列目テーブルの120元のチケットにしてみました。
←この写真は舞台前から客席に向かって撮ったもの。
一、二列目が180元の席です。テーブルと椅子も、前列にいくほど上等でした。
前のほうの列は1つのテーブル6人まで座れます。後ろの方の列だと一テーブル8人がけもありました。
テーブルごとに服務員がやってきて、お茶を入れてくれます。
ショーの途中も、こまめにお茶を入れに来てくれました。
お茶菓子はこんなかんじ。
どれも上品なお味で、お茶請けにピッタリでした。
こうやって、少しふたをずらして、このまま口元へ持っていって飲むんだよ、と中国人のお友達に教わりました。
3列目の席からのながめはこんな感じ。この日曜のお昼間はお客さんが少なめだったようで、前列にほとんど人がおらず、よ~く見えました。
舞台の両サイドに字幕画面が用意されています。
(英語、中国語)
でも、早すぎるし、目線を舞台からずらさないといけないので、結局あまり見れません(汗)
でも、言葉はわからずとも、雰囲気で十分楽しめました。
この日の演目は:
1.影絵芝居(孫悟空)
2.中国雑技
3.手品
4.口芸
5.カンフー茶芸
6.川劇(变脸:ビエンリエン)
1時間でこれだけ盛りだくさんの内容です。どれも10分ほどですので、飽きそうになる前に次が始まるような感じ。
最後の川劇では、テーブルのスグ前まで演者が来てくれて、顔の入れ替わる瞬間を目の当たりにできました!でも、どうやって変わってるの??さっぱりわかりませんでした!会場も最後はとっても大盛り上がりで演舞の終了を迎えました。1時間とはおもえない、楽しいショーでした。
※ショーの撮影は禁止、とのことでした。残念。(ほかのお客さんはバシバシ撮ってましたが。)
ショーの後は、茶館内のイロイロな展示物を見てのんびり過ごしました。
老舎茶館は4階建てで、各フロアにいろいろお店があります。
4階のレストランではプチ満漢全席(小满汉)が食べれるのだとか!行ってみたい!
1階:新京調茶餐坊(ちょっとした演舞の見れるティーレストラン)
2階:四合茶院(ティーハウス)、老舎茶庄(お茶のおみやげ屋さん)
3階:演出大厅(シアターホール、今回ショーを見た場所)
4階:品珍楼(中華レストラン)
この「老舎茶館」は接待によくつかわれている方が多いそうです。
中国の上品な雰囲気を味わえる空間で、これならつれてきた人に喜んでもらえるのも納得です。
■北京老舎茶館
北京市宣武区前门西大街正阳市场三号楼
地下鉄「前門」駅から徒歩5分。
電話:010-63037562 FAX:010-63017529
http://laosheteahouse.com
誰か私を満漢全席で接待してくれへんかなぁ。
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