地元色濃厚な北京ダックの名店! |利群烤鸭店
「ディープな北京の焼鴨(カオヤァ)、食べに行かない?」
いくいく、絶対いきます!
ということで、グルメな留学生仲間につれて来てもらったのは、
知る人ぞ知る、胡同の中にある小さな北京ダックのお店「利群烤鸭店(リーチュンカオヤァディエン)」。
2日前に予約をして、行って来ました。
タクシーの運転手さんに「このあたりだよ」と降ろしてもらった場所がさっぱり検討ハズレだったようで、
バッチリ胡同の中をさ迷い歩きます。。
わたし、胡同は初めて立ち入ったのですが、
なんだか、今にも崩れて壊れてしまいそうなレンガつくりの家屋がいっぱい。
でも全くの現役でたくさんの住人が元気に暮らしているようでした。
なかなか、趣があります。
道端でランニング姿でお弁当にがっついているおっちゃんに、おそるおそる道を尋ね、さ迷い歩くこと15分くらいでしょうか。
「あ、なんか壁に LIQUN利群 って書いてある(笑)」
まさかのラクガキ案内。
よほど、みんな迷うのでしょうね。苦笑。
不安が募ります。。
すごい場所にあるんやなぁ、と。。さすが、ディープな北京と言われるのも納得です。
入り口から、置くにある焼鴨の釜が見えますね~。テンションがあがります。
メラメラと炎の奥に、テリテリの焼鴨が見えます。
そして、この付近、めっちゃくちゃ暑い!
この焼き場のおじさんも、汗びっしょりで焼いていました。
お腹にたまった油を抜くところを見たのですが、
「どしゃーっ」と大量の液体が!
こんなにたくさん油があるの!?と驚きました。
お店の中は、民家だった建物をお店にするため、中庭を客席に改築したり、あちこち改修して今の状態になったそうです。
ねらってできた感じがしない、ごちゃごちゃと味のある雰囲気がいい感じです!
写真を撮っていると、そばの席に座っていた“ツウ”な感じの日本人のおじさまに、
「ああいうの撮るのは日本人なんだよな」と。。おはずかしや、その通りでございます。
ご挨拶をすると、「この店が一番うまい焼鴨の店だよ。」と教えてくださいました。
おお、通な感じのおじさまが言うと、説得力がありますね。期待も高まります。
北京ダックのほかに、ガイドブックに載っていた品を注文。
何のお料理か、忘れてしまいました。。
肉厚で鴨の食感がガッツリ味わえました!
おいしかったです~
残りの鴨は、定番のスープじゃなくて、から揚げにしていただきました。
4人でお腹イッパイ、食べきれませんでした。。
タイトルに地元色濃厚!と書いたものの、すでに外国人旅行約にも人気で、ガイドブックにも載っているお店です。しかしながら、交通の不便さや予約必須ということもあり、中国がはじめての方や、初めての北京観光とかでは、なかなか足を伸ばせないお店なのかもしれません。
また、洗練された「大董」などのようなお店とは違って、垢抜けない雰囲気をのこしつつ「北京の一般家庭でおもてなしされている感じ」を楽しんで食べるのが好きな方に向いていそうです。実際に本当に地元の中国人たちにも人気のお店だそうですよ。
お時間に余裕があるなら、ぜひとも一度は訪れて欲しい名店です。
■利群烤鸭店
北京市崇文区前門東大街北翔鳳胡同11号(前門大街付近)
電話:010-67025681 営業:12:00~21:00 ※予約必須です!
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