北京へ24時間列車の旅|香港→北京直通T98次にのってみた。
さぁ、初めての北京入り。
交通手段は荷物の多さを考慮して、電車を使っていくことにしました。
留学に必要な荷物はなるべく少なく、と思っていたものの、総重量は38キロほどになってしまいました。
香港から北京って直通の列車が出ているんですよね。
所要時間は年々短くなり、現在では24時間を切っています。すごいね!
私が利用したのは、
九龍(香港ホンハム駅)発、北京(北京西駅)行きのT98次という列車です。
この香港⇔北京直通列車は2日に一度の運行で、毎月の運行は、奇数日なのか偶数日なのかが決まっています。利用の際は香港MTRのサイトで要チェックです。
15時15分発→翌15時着の24時間列車に缶詰の旅です、なかなか体験できない旅ですよね。
念のため1ヶ月以上前にチケットを購入しました。
一番高いソフトベット&2人部屋個室の「高包」のチケットは、お値段1191香港ドル。
これは日本円にして約1万4千円!飛行機乗れるやん、な価格です。
あまりの高さにこの金額で利用する人は少ないらしく(そりゃ、飛行機乗るよね)うまくいくと2人部屋を貸切にできると推測して購入。
ちなみに最近北京で3週間後の香港行きT97次チケットを買いに行ったら、一番安いチケットでも売切れていました!チケットを買うのは早ければ早いほどベターですね。
ともあれ、女子一人で乗り込むにはかなり勇気が要りました。
事前にいろんな友人にも心配されてしまい、ギリギリまで飛行機で行こうか悩んでしまったくらいです。
ウエストバックを用意して、服の下に着用、貴重品などを隠せるように準備したり、ドッキドキでした。
乗車までの流れはこんなかんじでした。
12:30 ホンハム駅着 駅ビル内でご飯を食べる
13:50 国際列車ゲート入場、荷物検査も同時に。その後すぐそばのイミグレの列へ並びます。
14:00 イミグレで出国手続き完了、これまたそばにあるウェイティングゾーンでしばらく待機。
14:30 乗車開始の案内、フロアをひとつ降りるとすぐホーム。混雑するのでゆっくり移動。
14:50 乗車時に車掌さんに乗車チケットを渡し、換票カードをもらう
15:15 発車
飛行場と違って移動が短いのが楽チン。
ウェイティングゾーンで30分ほど待ったので、もっと遅くゲートをくぐっても良かったかな。
列車に乗り込み、2人部屋の個室が相席者なしと判明し、自分だけの個室とわかるまで手に汗握っての乗車となりました。乗車前後の移動中は荷物多すぎで、駅の様子などの写真はとれずじまいで、残念。
- 香港MTRホンハム駅発。
- 乗車時、チケットとこの換票カードを交換します。
- 高包(高級ソフトベットの個室)の様子
- なかなか小奇麗です
- ちょっと古めかしいソファ
- 香港出発!沙田のIKEAが見えます。
- 高包は各部屋お手洗付き。
- トイレのノブ。无人=無人。
- お手洗い、まあまあ綺麗。
- 洗面台もあります
- 個室のドア。
- ドアは鍵がかかります。でも、車掌さんは外から鍵を開けれます。
- ドア横にはライトスイッチと、ベル?押したけど、なにも起こりませんでした。
- ベットサイドの壁にはハンガーと小さな網棚
- テレビのリモコン。音を聞くにはイヤホンが必要なようでした。
- 読書ライトと電話。この電話も取ってみたけど無音、使い方がわかりませんでした。
- 空調パネルと、コンセント。日本のコンセントとおなじ口のがありました。
- テーブル下に空調口
- クローゼットと金庫もありました
- テーブルセット。ポットにお湯入ってます。
- カーテンに広深客運の文字。
- カーテンを閉めたところ。
- 間接照明、いいかんじです。
- 上段ベットに上がるための足場が
- 上の段はちょっと怖い
- ドアの上の空間に荷物が置けます
- 152cmの私なら足元にバックパックも余裕で置けました。
- ふかふかめの枕が2つ
- ブーツで乗り込んだので、スリッパがあったのはかなり嬉しかった
- 食堂で買ったお弁当、19元(約260円)
- 翌朝の中国大陸
- 北京西駅に到着~!
うわさには聞いていたのですが、
車内食堂のお弁当はおどろくほどおいしくありませんでした。。残念。
小説を読んだり、ipodで映画を見たり、あとは眠ってしまえばあっというまに翌日。
24時間列車の旅はのんびりすごせて、意外や意外、もっとのんびり乗っていたいくらいでした。
そして翌日の15時過ぎに予定よりちょびっと遅れですが北京西駅へ到着。
タクシー乗り場が到着の地上階には無く、地下1階にあるのがわかりにくかったです。
しかもくだりのエスカレーターが停止しており、泣く泣く大荷物をかかえて階段で下る羽目になりました。。とほほ。
タクシー乗るにも長蛇の列で、結局タクシーに乗れたのは16時ごろ。
タクシー約30分、20元くらい?で北京師範大学に無事に到着しました。
荷物、まじで重かったです。
ちなみに日本からの留学生はもちろん飛行機利用ですから、20キロ以内の荷物で北京入り、持ちきれなかったものはあとからご家族の方に空輸してもらっていいる方が多かったようです。
↓ボイスブログ「ちゃいデジ。」でもリアルタイム録音の音声で様子をお伝えしております。
第19回 電車でGO!北京へ24時間列車の旅。
■香港北京直通列車の情報
香港MTRのサイト
http://www.it3.mtr.com.hk/B2C/UserPage/sysTimeTable_Big5.asp
到着した北京西駅はこちら
より大きな地図で ラブライフ北京 を表示
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